スコットランド ハイランド
グレンモーレンジ蒸留所に行った時の写真です。
この日はひどい雨でした。
職人たちの深いこだわりによって守り継がれている。
ターロギーという泉は、石炭岩と砂岩の地層を百年以上もかけて湧き出した、ミネラルをたっぷり含む硬水。
これを仕込み水に使うと、芳醇で華やかな花のような香りをもつウイスキーが生まれるという。
この香りを愛してやまない人は多い。
ターロギーを守り、その香りを守り続けるために
グレンモーレンジはターロギー周辺に650エーカーもの土地を買い取るというこだわりよう。
ポットスティル(蒸留器)は高さ5.1mとスコットランドで一番高い。
白鳥が首を伸ばしているように見える形状から
ここの職人たちは自分たちのポットスティルをスワンネックと愛称する。
ついつい見惚れてしましました。
スコッチウイスキーでありながらあえてバーボン樽で熟成を行う。
しかしただの樽ではない
北向きの斜面で育った樹齢百年以上のホワイトオークで、切り落とされてから18カ月以上自然乾燥されたもので
作られた樽でなければならない。
そのために、アメリカ中西部ミズリー州のオーザーク山脈に森林を有している。
さまざまなこだわりによって、デリケートで複雑な香りと味わいが守り継がれているシングルモルト。
蒸留所スタッフのサービスの良さはとても嬉しかったです。
着いた時間が遅かった為、蒸留所内をゆっくり見学できなかったのが、残念。
いつかまた訪れたいと思います。